6級技術科目

体を鍛える

6級技術科目

①流水蹴(後) リュウスイゲリウシロ 【仁王拳】
②内受突(裏) ウチウケヅキウラ 【仁王拳】
③腕十字固 ウデジュウジガタメ 【金剛拳】
④小手抜 コテヌキ 【龍王拳】
⑤転身蹴 テンシンゲリ 【仁王拳】
⑥上受突(表) ウワウケヅキオモテ 【仁王拳】
⑦上受突(裏) ウワウケヅキウラ 【仁王拳】

6級解説 

 流水蹴(後)リュウスイゲリウシロ【仁王拳】 

守者は左前の一字構えでやや前体重の前屈立で立ち、相手の攻撃(左前の中段構えからの
右<ストレート>上段逆突)を流水受(前体重から後
体重に変化し右手はグーにして顔面
を守り、左手はパーにして金的を守
る構え)でかわし相手の中段(水月)へ左足で蹴り込
んで極める技です。
剛法では攻撃に対する防御や、体重移動をスムーズに行って反撃に転
ることを教えるのが大事なことです。初心者に伝えるには一番適した技のため剛法の一
番最初に流水蹴りは出てきます。

 

内受突(裏) ウチウケヅキウラ【仁王拳】

(◎_◎;) 2:10

守者は左前の一字構えでやや後体重の後屈立で立ち、相手の攻撃(左前の 中段構えからの
<ストレート>上段逆突)を後体重から前体重に移すと
同時に内受(左前なので左手の五
指を張って腕刀で相手の拳をはじく受け)
で、かわし相手の中段へ右の逆突きで極める技
です。

 

腕十字固 ウデジュウジガタメ【金剛拳】

少林寺拳法には、めずらしい?仕掛け技です。
受・捕、共に右中段構えで立ち、捕者が、鈎足から右手を受者の右手小指が上を向くように
深くにぎり受者の右腕を返して肘の急所である肘インを出させ、すかさず受者の後ろに入り
込み左腕を直角に入れて受者の肘インを我の親指を上にした状態で我の手首の付け根で下か
ら押す固技。このまま連行する。

小手抜 コテヌキ【龍王拳】 

攻者は左前の中段構えより右手で相手の右手首を掴みにいく。
守者右前の中段構えより、右足を鈎足(右足の爪先を外に向ける)をしながら掴まれた右手の
5指を張ってをパーにし(中指はしっかり上を向いていること)肘を自分の脇につけ(
鈎手守法
左足を前に出し左前になりながら左手で相手に目打ち(パーにした手で相手の目を払う)をして
相手の動きを止め、右足半歩出しながら右手小手抜(掴まれた腕を肘から反時計回りに回しなが
ら腰を回転させ抜く)してから右裏拳で三角(鼻)か人中(鼻の下)を打ち、右に蟹足(横への
運歩法)しながら相手の中段へ左逆突きで決める。

 

転身蹴 テンシンゲリ【仁王拳】

 転身とは両足が動くこと。
対構・開構】あり。
攻者 中段構より上段逆突
守者 中段構又は一字構から横転身(横に両足が動くこと)からの中段蹴上ですが、相手の
攻撃をかわして、横というよりは少し斜め前
に転身し蹴り(横よりも少し斜め前の方が蹴り
が届き易い)で極める技です。

<布陣法>
(対構)タイガマエ
攻者も守者も同じ逆丁字立ち(相手が右前なら我も右前)で向かい合った陣形
(開構)ヒラキガマエ
攻者と守者が逆の逆丁字立ち(相手が右前なら我は左前)で向かい合った陣形

 

上受突(表・裏) ウワウケヅキ(オモテ・ウラ)【仁王拳】

【対構】
攻者 中段構より手刀打
守者 中段構または一字構より上受

表)の場合
守者が左一字構で構えた場合、右斜め前に出ながら左手上受
同時に右中段直突(この時右拳と右足親指の向きは同じ)右拳
引くと同時に左手上段熊手突。 前の手で上受。

(裏)の場合
守者が左一字構で構えた場合、左斜め前に出ながら右手上受
同時に左中段直突(この時左拳と左足親指の向きは同じ)左拳
引くと同時に右手上段熊手突。 後の手で上受。

 

 

(^_-)-☆ 六級科目終了。