天王拳9種PART1
上段より始まる連攻防の基本形であり、手より始まる法形。
❶天一之形・・・ 受け方が両手。残身は一字構。横目に少なく足を引いて
上体を振り、第一撃は体捌きで、かわす。
❷天二之形・・・ 受け方が段受。
❸天三之形・・・ 左右の手による連受・段受の使い分けがある。
【3級】
①突天一 ツキテンイチ
＜開構＞
攻者 左中段構より左足踏込み左上段直突and中段直突の二連攻
守者 右一字構より左後千鳥足、右上受（反身受）左下受（引身受）の連受、右蹴上、蜘蛛足退り、残心。
【2級】
②混天一 コンテンイチ
＜開構＞
攻者 一字構より踏込んで横振突 逆突の二連攻。
守者 一字構やや前屈立からの後千鳥足からの外押受 下受の連受 蹴上げ 蜘蛛足退り 残心。
【1級】
③突天二 ツキテンニ
＜開構＞
攻者 左中段構より左足踏込み左拳上段直突、右拳上段直突の二連攻をおこなうが、 絶対に右肘
は我の体より後ろに引かないように。
守者 右中段構（前屈のゆったりとした構）より左後千鳥、握拳で右打上受直ぐに開拳で内方へ
打落受の段受、右蹴上、退身（蜘蛛足退）残心。
④振天二 フリテンニ
＜開構＞
攻者 左一字構より左足踏込み左開拳横振突、右開拳上振突の二連攻で相手の三日月（えら）をねらう。
守者 右一字構より左後千鳥 右外押受、直ちに返して右打落受の段受右足刀蹴（同時蹴） 退身 残心。
⑤突天三 ツキテンサン
＜開構＞
攻者 左中段構より左足踏込み左拳上段直突、右拳中段直突、左拳上段直突の三連攻
守者 右一字構より左後千鳥 右上受 左下受 右内受の同時受、右上受の三連防、右蹴上 退身 残心。
(‘ω’)ノ 連受をした時、身体の軸は真直ぐで両手は身体の正面に待機させ突き蹴りに対応させること。
軸がブレていては三撃目に対応できない。
(^_-)-☆ ⑥～⑨は天王拳PART2へ続きます。
