二段解説PART4

体を鍛える

二段解説PART4

⑬切返巻天秤 キリカエシマキテンビン【龍華拳】

<対構>
攻者 左中段構より逆の手で相手の右手を掴んで後ろに捻じ上げようとしたが切小手を掛けられた
ので技に掛かるまいと背を向けて逃げる。
守者 右下段構より切小手を掛けようとしたが相手が背を向けて逃げようとするので右手は相手の
手を極めたまま胸前まで引付け左手を瞬時
に離して我の右手を持つと同時に左脇で相手の肘インを
天秤に捕り
右肘を上げながらしゃくり上げて極める。(右足を1歩外へ出しながら左外腕刀で相手
の肘インを攻めても可)

 

⑭上受投 ウワウケナゲ【五花拳】

<対構>
攻者  左中段構から差替足より右裏拳打込
守者 左一字構から右斜め前に踏込み左上受  (相手の左からの攻撃に注意)と同時に右中段直突
を相手の水月に入れる。  上受した左手(指3本)を相手の小指丘に引っかけ 右手(指3本) を相
手の肘に引っかけて反時計回りにスクリュー回転を与えながら左足を右足後方に引き(体を左に
開く)ながら投げる。 閂固で極める。

 

 

⑮上受逆手投 ウワウケギャクテナゲ【五花拳】

<対構>
攻者  左中段構より右裏拳打込
守者  左一字構から右斜め前に踏込み左上受 (相手の左からの攻撃に注意)と同時に右中段直突
を 相手の水月に入れる。   上受した左手(指3本)を相手の小指丘に
引っかけ右手(指3本)を下方
(肩口)から差込んで左手の上から添えて肘を効
かせて(逆手投げの要領)投げる。(裏拳を引い
たところが狙い目
閂固で極める。

 

⑯諸手逆小手 モロテギャクゴテ【龍華拳】

<開構>
攻者 左中段構より諸手で相手の右手を上から順に掴んで引く、または、かつぐ
(一本背投げがながれた時)
守者 右中段構より相手が掴みに来るのに合わせて体を捌きながら鈎手守法。目打ちをお
こなった左手を掛け手にして右肘を斜め上に上げるように
して相手の両手の間に肘を入れ
諸手輪抜モロテワヌキ(初段技)から逆小手で投げる。裏固で極める。
(‘ω’)ノ  諸手で捕られてから鈎手守法では遅い‼

❶【立一字固 タテイチジガタメ】

裏固から変化し立ったまま相手の肘を曲げさせないように右手で相手の手首を殺し右膝で相手
の右肘をロックし肩の線に押さえ込む。左足で相手の(後三枚)
腰を踏みつける。下段直突で
極めると教範にあります。動画は左膝で押さえて
います。捕者の向きが教範と逆です。これも
アリですが教範がBESTです。

❷【背越一字固 セコシイチジガタメ】

立一字固から背を越えておこなう固め技。極めている相手の腕は極めたまま押さえて複数の相手
と戦うということですが小生には絶対無理な技です。

❸【蜘蛛絡 クモガラミ】

居捕などで裏返しにした相手を固める技。うつ伏せにした相手の右腕に掛ける場合、相手の頭の
斜め前に座り、我の右足を相手の腕の上からのせ足先で相手
の帯(前三枚)を押さえている。
相手の腕に我の右足をのせた瞬間、右手で相
手の右手を握り左手で相手の手を上から押えて殺し
て極める。

 

固技は全て金剛拳

(◎_◎;) 13:57  逆手固

 

 

(^_-)-☆ ⑰~㊱は二段解説PART5へ続きます。