五段解説PART4
⑱帯捕 オビドリ【羅漢拳】
帯を捕られた時に瞬時で閂を極めます。
⑲四組腰投 シクミコシナゲ【羅漢拳】
相手が四つに組んできた時、持たれていない方の手でこれから入ってくる相手の足をブロッ
クし膝当てを相手の水月に入れ、その足を深く踏込んで腰を回し入れて跳ね上げて投げる技。
⑳四組内天秤 シクミナイテンビン【羅漢拳】
四組腰投を仕掛けようとしたら相手が突っ張ってきたので、左上手側の内腕刀をもって相手の
右腕の天秤を捕り左足を差し込み右足を半転身して垂直方向に投げる。
㉑虎倒二種 トラダオシニシュ【羅漢拳】
❶開構で逆の廻蹴がきた時(我 右一字構)
相手の廻蹴に我の左手の甲を差し込むように掬受をしながら右の 外腕刀 (掌上)をもって相手の
膝裏を打って落としながら挟み込み前方へ入り身をしながら相手を倒す。
❷対構で逆の廻蹴がきた時(我 左一字構)
相手の廻蹴に我の左手の甲を差し込むように掬受(捌手)をしてもう一方の手を踵に添える(掛手)
掬受をした内腕刀で相手の足を挟み、上腕部を押込みながら転回して踵を極めて捻り倒す。
(‘ω’)ノ 相手に体勢の「ため」をつくらせないように、相手の足は伸ばして挟み込むようにする‼
(‘ω’)ノ 相手の蹴足を一旦引き込むようにしてから倒す波返しの要領でおこなうと無理なく極められる。
㉒伏虎倒各種 フッコダオシカクシュ【羅漢拳】
相手が正座している我の袖または襟を握り引立てんとした時、我は伏虎立になり相手の膝の皿の
内側指三本、上(血海ケッカイ)を熊手、外くるぶしのチョット上(外踝ガイカ)を手刀で同時
に打込み我の体重を浴びせるように引き倒す。他
にも何通りかアリ
㉓挟倒各種 ハサミダオシカクシュ【羅漢拳】
相手に倒されて、相手の左足の踵に、我の左足脛があたる位置に横になっていて我の右踵で、相手の
左血海を打込む。前から見ると相手の足を挟んでいるように見えます。非常~に痛いんですよ、これ
が~で、普通これで相手は後ろに倒れるのですが倒れなかったら続きがありまして、我が一回転して
今度は左足踵で相手の膝裏を蹴り込んで我の右足を下からあてがい相手の足を挟んで倒します。
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