龍華拳PART5

体を鍛える

龍華拳 57種PART5

手や腕、袖を掴まれた時の逆技、投げ技を集め再編したもの。

【3段】

㉞巻込小手 マキコミゴテ

(◎_◎;) 4:30

<対構>
攻者 右中段構よりハンマー投げを掛けようと左手を上にして相手の手を後へ捻じ上げる。
守者 右下段構より鈎手守法が間に合わなかったので三角守法になり相手とTの字になる。左足を引き
ながら 体を後ろに反らし我の右脇を締
めながら我の左手で相手の右手(上になっている手)をひっぺ
がえ
すように我の胸前まで回し込み相手の手を我の左手は相手の母指丘を右手は相手の小指丘を握り
両手で外側へ折るように(
我の両肘は胸前で張っている)巻込みながら(ず~と回転させている)相
手の手首を殺し 極
めて(L字形を崩さない) 反時計回りに投げる。裏固で固める。 

㉟振捨表投 フリステオモテナゲ

(◎_◎;) 17:59

<開構>
攻者 左中段構より一本背投
守者 右中段構より相手の動きに合わせての円運動により鈎手(相手の力に逆らわないように)
をしながら相手
の体勢を崩す(鈎手が遅いと相手は崩れない)この時、鈎手した右手は相手の顔
の前にあり、体は相手と密着している。そのまま体を捌きなが
ら(半転身)投げる。投げた後、
手を引き付けておくと手は抜けない。

㊱諸手送小手投 モロテオクリゴテナゲ

 (◎_◎;) 19:18

<開構>
攻者 左中段構より一本背投
守者 右中段構より相手の左手が付いて右手が付く前に右足を外に開きながら鈎手守法。
送小手の要領で相手の手首を殺し肩を支点に大きく
振り回して相手の上体を前に落して
投げを極める。
相手の重心を相手の左足に移し、我の重心も左へ移し膝を落として我の
体勢を低くして我の方向に巻込むように投げる。

㊲送突倒 オクリツキタオシ

<開構>
攻者 左中段構より一本背投
守者 右中段構より相手が懐に入るのが早くて前に投げられない場合、右に
捌きながら右手を相手の手首に巻きつけ、左手は送小手の要領で相手に掛け
て我の右肘を上げながら(我の左足に体重がかかっている)相
手の壇中めが
けて突き倒す。

㊳腰挫 コシクジキ

<開構>
攻者 左中段構より一本背投
守者   中段構より相手が懐に入るのが早くて前に投げられない場合、右に捌きながら右手を
相手の手首に巻きつけ相手
の上体を後ろに反らせる。左手は相手の腰(後三枚)を打って
(右手と左手で挟む感じ)
倒す。
送突倒は両手 腰挫は片手使用

㊴木葉送 コノハオクリ

<仕掛技>諸手捕技  (^^) まず右足を入れ次に左足次に右足を入れて稽古します。

攻者
守者
1 右足 右の丁字を相手の左拳頭部に当て拇指を人差指に掛
け残り三指を小指その他の指に掛ける。
2 左足  左丁字で相手の左手首を打込んだら、そのまま相手の拇指丘を握る。
3 右足  我の右手は木葉をキープしたまま相手の手を脇の下 へ向かって押込み相手の肩を前に出す。
我の右肘を
 相手の左肘へ向かって追い込む。
(^_^)v  2の左足から3の右足への足捌きの時に我の左手の生命線上に相手の拇指丘をのせ右手は相
手の手を持たず
引っかける感じで木葉固にもっていくことができます?? 仕掛技はできるだけソフトタ
ッチでやることだそうで
す。むずかしい~ (>_<)
見えている右手ではなく反対側の隠れている左手で角度調整をしています

㊵送指返 オクリユビガエシ

四指を外から掴まれた場合に木葉守法をおこなってガッチリ握られるのを防ぎ、逆の手
を相手の小指丘に引っかけて送小手のように投げる。

㊶木葉返 コノハガエシ

<仕掛技>片手捕技
攻者
守者 右の丁字を相手の左拳頭部に当て拇指を相手の人差指に掛け残り三指を小指
その他の指に掛けたら相手の手をエビ反るように持ち
我の右肘を相手の左肘にぶつ
ける様に回転させる。この時相手の
肘が出ている。そして我のへそを相手のへそに
向けていること。
無理に相手の手を上に上げなくても我の手首を時計回りに回して
いれば自然に上がっていく。もし途中で止まってしまったら相手の手を相手の頭の
後ろに回す感じで相手の小指側(時計回り)に
回転させる。掛手は体の回転の終わ
りにおこない袈裟切りのイメ
ージで投げ木葉固で極める。
右手の回転は持った瞬間から始まる。

 

(^_-)-☆ 42~57は龍華拳PART6へ続きます。