三段解説PART2
⑤居捕送小手 イドリオクリゴテ【龍華拳】
攻者 左中段構より順の手で外手首を掴んで引く。
守者 正座より右手を出して誘う。右肘は体から離さない (鈎手守法)左前の伏虎立ちと同時に
手刀から送小手(掛けにくければ立ってもOK)立っている時と同じで相手の掌は常に相手の顔に
向いていること。送横天秤より裏固。
応用編
⑥居捕逆小手 イドリギャクゴテ【龍華拳】
攻者 左中段構より逆の手で内手首を掴んで引く。
守者 正座より右手を出して誘う。右肘は体から離さない(鈎手守法)左前の伏虎立ちと同時に
目打から我の方に呼び込むように縦回転をあたえて逆小手を掛ける。固技は押え指固 逆手固
前天秤固(1級)蜘蛛絡み(2段)いろいろあります。
押え指固 オサエユビガタメ【金剛拳】
前指固(5級)をさせないように相手が腕を曲げてきた場合に相手の肘を床に付 け
たまま前指固をおこなう。(>_<) 押え指固の方が痛いハズです。
逆手固 ギャクテガタメ【金剛拳】
逆小手で投げて逆手投の要領で相手の肘の下から我の右手を回し込み相手の手首を極めて固める技
⑦居捕押小手 イドリオシゴテ【龍華拳】
攻者 左中段構より順の手で外手首を掴んで引く。
守者 正座より右手を出して誘う。右肘は体から離さない(鈎手守法)左前の伏虎立ちと同時に
手刀打から二段抜きからの押小手。立ち上がりながら掛け、うつ伏せにして閂固で固めて極める。
(‘ω’)ノ 居捕で相手が右手を掴んできた場合、相手が掴んでくる瞬間、右手、右膝をずらすと相手の体勢が
崩れ技をかけやすくなります。
⑧片手投 カタテナゲ【五花拳】
<対構>仕掛技
攻者 右中段構で立つ。
守者 右中段構より右手母指丘が相手の右拇指丘に重なるように握り(丁字で寸脈を攻める)
同時に両手で相手の小指が上を向くように捻り、右前鈎足になりながら相手の右肩を前に出
させ暖簾をつくり左足から入り左膝をつき、左手掌を相手の大拳頭にあたるように握って相
手の手の甲が上を向くように捻り、左右の肘をしっかり張って(右肘上、左肘下)投げる。
閂固。
(^^; 右手の握りは親指の付け根が支点で中指薬指は引っかけるだけ。
(‘ω’)ノ 仕掛け技に入る基本的な動き
①相手と正対しない。
②掴みにいく手と足は同じ側を使う。(右手なら右足)
٩( ”ω” )و そもそも仕掛技は自ら攻めて捕るものではありません。相手の機先を
察知して未然に制する「先の先」の技なんです‼
⑨逆片手投【五花拳】
<対構>
攻者 右中段構より順手で内手首を掴んで引く。
守者 右中段構より逆小手を掛けようとしたら相手が突っ張ってきたので、その力を利用して我の
左手を相手の手首に外側から掛けて捻り右鈎足、暖簾をつくって左足から入り(この時相手の手の
甲は上を向いている)片手投の要領で投げる。閂固
(^_-)-☆ ⑩~㊶は三段解説PART3へ続きます。