3級科目PART1

体を鍛える

3級技術科目

①腕十字固より立合掌固 ウデジュウジガタメヨリタテガッショウガタメ【金剛拳】
②両手寄抜 リョウテヨリヌキ【龍王拳】
③巻抜(両手) マキヌキリョウテ【龍王拳】
④内受蹴(裏) ウチウケゲリウラ【仁王拳】
⑤内受蹴(表) ウチウケゲリオモテ【仁王拳】
⑥十字抜(片手) ジュウジヌキカタテ【龍王拳】
⑦十字小手 ジュウジゴテ【龍華拳】
⑧二段抜 ニダンヌキ【龍王拳】
⑨外押受突 ソトオシウケヅキ【仁王拳】
⑩内押受突 ウチオシウケヅキ【仁王拳】
⑪突抜(両手) ツキヌキリョウテ【龍王拳】
⑫突天一 ツキテンイチ【天王拳】
⑬肘抜より前天秤 ヒジヌキヨリマエテンビン【龍王拳】
⑭逆小手より裏返投 裏固 ギャクゴテヨリウラガエシナゲ ウラガタメ【龍華拳】
⑮十字受蹴 ジュウジウケゲリ【三合拳】

3級解説PART1

①立合掌固 タテガッショウガタメ【金剛拳】

(‘ω’) 腕十字固(6級参照)の説明は省略します。
腕十字固で相手を倒し、まず倒した相手の右肩を床に付けます。我の両手は相手から離しては
いけません。左手は上に引上げ右
手は相手の掌に合わせて上から押え(この時相手の肩は床に
ついていてほとんど、この時相手の腕は極まっている。ねじるのはダメ押し
、反時計回りに
捻ります。
この時、相手の肘が曲がらないように我の膝で押さえます。

 

②両手寄抜 リョウテヨリヌキ【龍王拳】

<対構>

A(攻者)左中段構 B(守者)左中段構
A 一歩前進して守者の両手を上より順に握り引く。
B 鈎手守法をし右手(後手)から寄抜、目打ち、中段直突き
(水月を狙う)右足を一歩入れる。
A 一歩引く。
B 左手寄抜、上段直突き(三日月を狙う)右足で蹴る
(教範では蹴っています)

(‘ω’)ノ 龍王拳で両手〇〇とつくのは両手寄抜だけです。
両方とも同じ技(寄抜)で抜くからです。

 

③巻抜(両手) マキヌキ(リョウテ)【龍王拳】

<対構>
左中段構の時、我の両手を上より順に握られ右側に振られた(我の右手を相手の丁字で極められ、
左手を引かれる場合も想定する)
右前になりながら巻抜をして裏拳打。左手は寄抜をして熊手。
⑪肘抜より前天秤解説参照のこと!

 

④⑤内受蹴(裏・表) ウチウケゲリ(ウラ・オモテ)【仁王拳】 

攻者は裏表とも左中段構からの上段逆突
 (^^) 剛法の場合、攻者(主)に守者(従)が合わせます。


<対構> 守者は(裏)の場合 左中段構もしくは一字構からの内受、足刀蹴

<開構> 守者は(表)の場合 右中段構もしくは一字構からの内受、足刀蹴 

 

⑥十字抜 ジュウジヌキ【龍王拳】


<開構>
攻者は左中段構より相手の外手首を逆手(下から)で握り、押す。
守者は右中段構より右手を高めに構えて相手を誘う。
守者は相手に押されるからといって後ろに下がらず、掴まれた右手を胸前に降ろして鈎手守法を
しながら左前になる。同時に相手の頸部に左手刀打を入れる。守者は差替え入り身(左足を引き
ながら右足を入れる)で相手の後ろに我の正中線まで入り、我の右肘を我の右脇に引き戻すよう
に押し下げる(脇を締める)と抜ける。
(^^)/  相手に押されても下がらずに、右手をおろして鈎手守法になること
(相手の力をいなし相手の体勢を前に崩すことができる)が味噌醤油味の素。

 

⑦十字小手 ジュウジゴテ【龍華拳】

高めに構えた守者の右手を攻者が逆手(下から)で掴んだ場合の固め技。

攻者が掴んだら、守者は自分の腕に寄るように(右前の場合は左足を入れる)鈎手手法に変化し
ながら当身を入れます。当身に用いた手を掛手に変化させ攻者の拇指の付け根に守者の母指丘が
接するように掛けます。
守者は
差替え入り身(左足を引きながら右足を入れる。この時、我の正中線上に相手の手がある)
をおこない、掴まれた手を攻者の腕にかぶせ手首を殺して攻者の腕をS字にして右肘(脇を締める
は下ろし、左肘(極めているのは我の左手)を上げて極めます。

 

(^_-)-☆ ⑧~⑮は3級解説PART2へ続きます。