4級科目PART1

体を鍛える

4級技術科目

①外受突(裏・表) ソトウケヅキ ウラ・オモテ【仁王拳】
②外受蹴(裏・表) ソトウケゲリ ウラ・オモテ【仁王拳】
③片手送小手 カタテオクリゴテ【龍華拳】
④送巻天秤 オクリマキテンビン【龍華拳】
⑤打上突(裏・表) ウチアゲヅキ ウラ・オモテ【仁王拳】
⑥打上蹴(裏・表) ウチアゲゲリ ウラ・オモテ【仁王拳】
⑦切抜(外・内) キリヌキ ソト・ウチ【龍王拳】
⑧突抜(外・内) ツキヌキ ソト・ウチ【龍王拳】
⑨送り固 オクリガタメ【金剛拳】

4級解説PART1

①外受突 ソトウケヅキ【仁王拳】

(攻)中段構より上段逆突
(守)中段構または一字構より外受and中段突
(裏)対構
(表)開構

裏とは相手の背側へ捌くこと。
表とは相手の腹側へ捌くこと。
基本的に 守者の前足は動かさない。後ろから前への体重移動。
外受は相手の拳を後方へ引き払うように受けます。

 

②外受蹴 ソトウケゲリ【仁王拳】

攻)中段構より上段逆突
(守)中段構または一字構より外受and中段蹴

(裏)対構

(表)開構

 蹴りの時は少し横に捌かないと蹴りにくくなってしまいます。

 

③片手送小手 カタテオクリゴテ【龍華拳】

攻者が左手で守者の右手を握り、丁字(人差指の付け根の硬い部分)で攻めてきた時や
引いたりした時に用いる技です。攻者が左手で守者の右手を掴んで引いた瞬間、守者
右手で鈎手守法(巻抜の要領で外側から手首を回す)になりながら左前になり同時に左
手で攻者へ目打ち。その左手(中指、薬指、小指)を攻者の小指丘に引っかけ手の甲に
ピッタリ合わせ(この時親指は使わず母指球を使って相手の手を挟む方法もあり)同時
に、の右肘を立てるように腕刀を下から押し上げ右前になりながら袈裟
切りの要領で
の両腕をの腰骨につけるように勢いよく下して(右手は引きながら押し込む、左

は押し込みながら落とす)
攻者
の手首を極めます。(高段者は手首を極めると同時に相
手の肩を出して送り固めで極めてしまいます。)

初心者の時でも、攻者が掴んで引いてきた時は腕が突っ張って技が、かからないという
ことはないと思いますが攻者が丁字で強く捻じ押
してきた時、技がかからなくなってし
まうことが起こります。
これは、攻者が押してきた
方向に対して、守者が押し返そうと
したからであり、力対力になっているからです。
攻者が押してきた時は、足捌き、体捌
き、手首の返し等で相手の力をいなしてから鈎手
守法を行うようにします。(これが難
しいんですよ)そして目打ち又は当身を入れてか
ら相手の左足から右足に体重を移動す
るように攻者の上体を送り込めるように稽古して
いきます。

 

④送巻天秤 オクリマキテンビン【龍華拳】

(攻)我の左手で守者の右手を掴んで引っ張ったが送小手を掛けられたので体を捻って
後ろに逃げようとする。
守)相手の左腕の肘関節【肘インチュウイン(肘関節から指3本上)を右肘で攻めるのが
best この時、あまり前屈みにならないようにすること】を我の右肘と脇で挟み天秤を
捕って極めます。

 

⑤打上突 ウチアゲヅキ【仁王拳】

(攻)中段構より上段逆突
(守)中段構または一字構より打上受and中段突

(裏)

(表)

打上受は 咄嗟の受で真下に屈伸する感じで円を描くように突きを出します。
頭部を守る右腕は手の甲が上を向いている
こと。

 

(^_-)-☆ ⑥~⑨は4級解説PART2へ続きます。